アマダイという魚をご存じでしょうか?
京都ではグジと呼ばれ、高級魚として知られています。
タイとは言っても、マダイやクロダイとは体形がまったく異なります。
アマダイは、細長い形をしています。
60cmほどになる個体もいますが、それほど大きなものが釣れるのは稀です。
釣りものとしては、マダイやクロダイに比べると、マナーな部類に含まれます。
ここでは、アマダイ釣りのタックルと釣り方のコツについてご紹介します。
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アマダイ釣りのタックル
アマダイ釣りのタックルは、次のとおりです。ロッド:シマノ ベイゲーム X アマダイ 180
リール:シマノ フォースマスター 600/600DH
ライン:シマノ タナトル 8 2.0号
ハリス:フロロカーボン 3号
ハリ:アマダイ針 13号
オモリ:60号
<補足説明>
【仕掛け】
コマセや胴突き仕掛けで行う地域もあります。
今回は天秤仕掛けで狙います。
【エサ】
エサはオキアミを使います。
針に刺す前に尻尾を切り落とします。
こうすることで、針にしっかり刺すことできる上、海中で回転しないようにするためです。
尻尾から刺す1匹掛けにします。
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アマダイ釣りの釣り方のコツ
アマダイ釣りの釣り方のコツは、次のとおりです。仕掛けが短いので、先に針から投入します。
天秤とオモリは、針とかぶらない位置に落とします。
そうしないと、絡まってしまうためです。
釣り人が多い時などは天秤とオモリを先に投入し、後から針を入れた方がよいです。
底まで沈めていきます。
沈んだら、少し誘いを入れます。
基本的には、ゆっくり持ち上げて、ゆっくり沈めていきます(テンションフォール)。
速すぎると、アマダイが喰ってこれません。
穂先をもっとも下げた時点で少し止めます。
この時、仕掛けはまだふわふわ沈み続けています。
仕掛けが沈みきったら、再度持ち上げるようにします。
後は、これを繰り返します。
アマダイは底付近にいます。
底から離れすぎると喰ってくれません。
そのため、こまめに底を取り直すようにします。
ある程度誘って喰ってくれなければ、仕掛けを回収します。
エサの有無をチェックします。
当たりがなければ、タナを少し上げて誘って見るのも効果的です。
エサが底を這っていると、魚が気づいてくれないことがあるためです。
少し浮かせて、エサがフワフワ動いている方が目立ちます。
当たりは、持ち上げている時も沈めている時もあります。
持ち上げている時は比較的わかりやすいです。
沈めている時は、少しわかりにくいことがありますが、次に持ち上げる時にわかります。
参考動画
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