最近はタイラバによるマダイ釣りが人気ですが、コマセ釣りも負けてはいません。
特に、関東ではコマセ釣りをする人が多いです。
コマセ釣りとは、天秤やビシなどを使ったエサ釣りのことです。
狙ったタナまで沈めて、コマセで魚を寄せて釣ります。
長めのハリスをフワフワと漂わせ、マダイの食い気を高めて喰わせます。
タナがうまく合えば、連続ヒットも期待できます。
ここでは、コマセ真鯛釣りの仕掛けと釣り方のコツについてご紹介します。
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コマセ真鯛釣りの仕掛け
コマセ真鯛釣りの仕掛けは、次のとおりです。ロッド:NEW 舳 20 270
ライトゲーム CI4+ モデラート TYPE64 M260
リール:フォースマスター 600/600DH
ライン:タナトル 8 3号
リーダー:フロロカーボン 8号
ビシ:FL 80号
ハリス:テーパー(フロロカーボン5号+4号)
針:マダイ針 9号
<補足説明>
【ロッド】
ロッドは、少し長めのマダイ竿がおすすめです。
2.7m前後が主流となっています。
ムーチングロッドが釣りやすいです。
柔らかいロッドを使うと、ビシが安定して不必要にコマセが出ません。
大型が喰ってきても、衝撃を吸収してくれるのでやり取りしやすいです。
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コマセ真鯛釣りの釣り方のコツ
コマセ真鯛釣りの釣り方のコツは、次のとおりです。マダイののコマセ釣りでは、長いハリスの仕掛けを使います。
うまく扱わなければ、絡まってしまって手返しが悪くなってしまいます。
釣果に影響がでるので注意が必要です。
ビシにコマセを詰めて、仕掛けを沈めていきます。
タナは、船長から指示があるのでそれに従います。
実際には、指示ダナ+仕掛けのハリスの長さの半分まで沈めます。
ハリスがなじむのを待ちます。
なじんだら、コマセを撒きながら指示ダナまで巻き上げてきます。
その後、そのまま当たりを待ちます。
ある程度待って当たりがなければ、刺しエサのチェックをします。
コマセを撒いてマダイを寄せて釣ります。
そのため、コマセをコンスタントに撒き続けなければなりません。
ただ待っているだけでは釣れません。
たまに穂先を下げて仕掛けを落とし込むと、よい誘いが掛って喰ってきます。
魚探で確認しながら釣ることができるのなら、よい反応があった時に落とし込むようにすればよいです。
当たりは、穂先を大きく持ち込むようなわかりやすいものです。
柔らかいロッドを使っているので、初心者でも簡単にわかります。
穂先が曲がったら、合わせてしっかり針掛かりさせます。
あとは、一定の速さで巻き上げます。
1匹釣れれば、そのタナにはまだ他のマダイがいます。
同じタナを狙うようにします。
少し上から、狙いのタナへ仕掛けをゆっくり落とし込んでいくのも有効です。
このようにすることで数を伸ばせます。
エサ取りが多い場合は、指示ダナまで沈めたら、すぐにコマセを撒きます。
そうにすることで、エサ取りがコマセを追っていき、刺しエサを取られないようにすることができます。
参考動画
【動画】春の鹿児島のコマセマダイ
コマセマダイ釣りの基礎がよくわかります。2本針と1本針の仕掛けの使い分け方なども紹介されています。
マダイがたくさん釣れています。
ダイワ公式サイト(動画)
(5/14アップ)
<タックル>
ロッド
ダイワ バイパースティック M-300
ダイワ 潮流 30-300・Y
リール
ダイワ シーボーグ 300MJ
ダイワ シーボーグ300J
ライン
ダイワ UVF メガセンサー12ブレイドEX+Si 3号
リーダー
ダイワ ディーフロン船ハリス200FX
天秤
ダイワ リーディングアームII Φ1.6-600
ビシ
ダイワ シャベルビシ速攻III L 80号/スモーク
仕掛け
ダイワ 快適マダイ仕掛SS 2本 10-4 10m
針
ダイワ D-MAX マダイクワセ SS 10号
その他
ダイワ 紅牙 浮せ魂 クランベリーオレンジ
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